崋山(Huashan)全峰縦走ガイド|北峰→中峰→東峰→南峰→西峰を日帰り制覇した話【2026年版】

崋山(華山)全峰縦走ガイド|北峰→中峰→東峰→南峰→西峰を日帰り制覇した話 中国
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中国五岳の一つ、崋山(华山・Huashan)。 険しい花崗岩の岩峰が連なり、両側が断崖絶壁の尾根を歩く「蒼龍嶺」、垂直に近い鎖場「雲梯」——道教の聖地でありながら、世界屈指のアドベンチャー登山地として知られています。

この日は北峰ロープウェイで上り、中峰→東峰→南峰→西峰の全峰を縦走し、西峰ロープウェイで下山。バスセンターを7時に出発し、下山したのは13時。約6時間で全峰を制覇しました。


基本情報

項目内容
正式名称華山(Huashan / 华山)
別名西岳・中国五岳の一つ
最高峰南峰(2,154m)
北峰標高1,614m
入場料+バス込み180元(約3,600円)
北峰ロープウェイ(登り)80元(約1,600円)
西峰ロープウェイ(下り)140元(約2,800円)
バスセンターまでバス代40元(約800円)
全行程距離約12km

アクセス|西安から日帰りできる

西安→華山(前日移動)

西安北駅から高速鉄道で華山北駅まで約30〜40分で到着します。今回は前日(西安観光後)に移動して華陰市内に前泊しました。

バスセンターまで徒歩圏内・早朝の無料送迎あり。事前に連絡すれば送迎を手配してくれます。

宿泊:Xiyejian Homestay(Huashan Visitor Center Branch)

バスセンターへのアクセス

ホテルが早朝に無料送迎してくれました。バスセンター(華山遊客中心)では入場料とシャトルバス代込みのチケット(180元)を購入します。

登山口までの流れ

  • バスセンター(7:00~)
     ↓ バスで約20分
  • 北峰ロープウェイ入口
     ↓ ロープウェイで約10分(80元)
  • 北峰(1,614m)

ロープウェイは1本約10分で北峰まで一気に上がります。眼下に広がる渓谷と岩峰の景色が圧巻です。

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今回歩いたルート|北上西下(全峰縦走)

  1. 北峰(1,614m)ロープウェイ到着
     ↓ 約20分
  2. 蒼龍嶺(★絶景)
     ↓
  3. 金鎖関
     ↓
  4. 中峰(2,037m)
     ↓
  5. 東峰(2,096m)★天梯(垂直鎖場)あり
     ↓
  6. 南峰(2,154m)★最高峰
     ↓
  7. 西峰(2,082m)★岩の尾根・絶景
     ↓ ロープウェイで約20分(140元)
  8. 西峰ロープウェイ下山
     ↓ バスで約40分
  9. バスセンター(13:00)

全行程距離は約12km、累積標高差は上り約1,800m、下り約1,000mです。


西峰ロープウェイで下山した後、バスに乗る前にローラーコースター(約20元)があります。

崋山のローラーコースター・山の斜面を滑り降りる様子

距離は短めですが、スピード感があって面白い体験です。階段を歩いて下りる区間をスキップしてバス乗り場近くまで下れるので、体力温存にもなります。登山の締めくくりとして乗っておくのがおすすめです。

各見どころの詳細

北峰(1,614m)|建物が並ぶ尾根の絶景

[写真:北峰・尾根に沿って中国の建物が並ぶ様子]

ロープウェイを降りてすぐ目に入るのが、尾根に沿って並ぶ中国の伝統建築です。緑と白の山々のコントラストの中に朱塗りの建物が連なる光景は、地上では見られない別世界です。

蒼龍嶺(Cang Long Ling)|両側が断崖の天空の道

蒼龍嶺・両側が断崖絶壁の細い尾根道

崋山最大の絶景の一つです。両側が切り立った尾根の上を登る区間で、道の両側に頑丈な手すりが整備されています。傾斜角は約45度、幅は約1mで、約400mの登りになります。

登りながら振り返ると、北峰の建物が連なる尾根が眼下に広がり、さらに背後に緑と白のコントラストの山々が続きます。蒼龍嶺は外見の美しさと、実際に登る時のスリルと景色、両方が楽しめる場所です。

高所恐怖症の方にはやや厳しいかもしれませんが、手すりがしっかりしているので安全に渡れます。

Sky Walk|断崖絶壁の桟道

Sky Walk・崖沿いの細い桟道を歩く様子

ルート途中にSky Walk(空中桟道)があります。断崖絶壁の岩壁に沿って設置された狭い桟道で、足元に谷が広がりスリル満点のアクティビティです。やや並んでいますが、高所体験に興味がある人には体験をおすすめします。

下棋亭(Chess Pavilion)|神々しい孤島の岩峰

下棋亭・周囲の山岳にポツンとそびえる白い岩場

蒼龍嶺を登った先から見下ろせる、白い岩場に建つ亭です。周囲の山岳にポツンと盛り上がった岩場にたたずむ姿は、神々しい雰囲気を漂わせています。

2人以上の参加でハーネスを装着して下棋亭へ下るアクティビティもあります。 今回は体験していませんが、崋山らしいアドベンチャー体験として興味がある方にはおすすめです。

東峰(2,096m)|雲梯(垂直の鎖場)

[写真:雲梯・ほぼ垂直の鎖場を登る様子]

東峰への途中にある「雲梯」は、階段が垂直、あるいは反り返っているような構造で、鎖を掴みながら体を反らせるように登る必要があります。

鎖なしでは登れない傾斜で、アドベンチャー感が一気に高まります。恐怖心より先に「面白い!」という感覚が来る、崋山らしいスポットです。

南峰(2,154m)|崋山最高峰

南峰山頂からのパノラマ

崋山の最高峰。360度の展望が広がります。GWということもありかなりの混雑でしたが、山の上ならではの広さがあるので景色はしっかり楽しめます。

西峰(2,082m)|有名な岩の尾根と絶景

西峰の岩の尾根・両サイドに広がる絶景

西峰付近の岩の尾根エリアはSNSでもよく見かける崋山の代表的な絶景スポットです。実際に立ってみると両サイドに広がる景色の美しさは期待通り、あるいはそれ以上でした。GWの混雑がピークになるのもこのエリアですが、絶景は損なわれません。

斧劈石(ふへきせき)|斧で岩を割った伝説の場所

斧劈石・真っ二つに割れた巨石と大きな斧のオブジェ

西峰の道教聖地・翠雲宮のそばに「斧劈石」と呼ばれる真っ二つに割れた巨石があります。中国の神話「沈香劈山救母(チンシャンが山を斧で割って母を救った)」に由来する場所で、そばには大きな斧のオブジェが立っています。神話の舞台が目の前にある不思議な感覚を味わえるスポットです。


混雑・天気・食事

天気: 快晴でした。岩肌と青空のコントラストが最高で、視界も申し分なし。

混雑: GW・メーデー直前ということでかなりの混雑でした。特に西峰付近の尾根はピーク状態でしたが、山上は広いので景色は十分楽しめます。

食事・水: ルート上の所々に売店や飲食店が作られているので、飲食物は現地で調達することが可能です。約15分ごとに休憩所があり、アイス・ジュース・軽食が購入できます。水や食料を大量に持参する必要はありませんが、行動食は持っておくと安心です。


費用まとめ

項目金額
入場料+シャトルバス180元(約3,600円)
北峰ロープウェイ(登り)80元(約1,600円)
西峰ロープウェイ(下り)140元(約2,800円)
バスセンターまでバス代40元(約800円)
ローラーコースター(任意)20元(約400円)
合計目安約460元(約9,200円)

※1元=約20円で換算


持ち物チェックリスト

  • グリップの効いた靴(岩場が多い・必須)
  • 軍手やグローブ(岩場や鎖場あり)
  • 行動食・水(売店はあるが割高)
  • 日焼け止め・帽子(標高が高く紫外線が強い)
  • 薄手のウィンドブレーカー(山頂は風が強い)
  • 現金(山上の売店はAlipay不可の場合あり)

当日のスケジュール

時間内容
7:00バスセンター到着
7:20シャトルバスで北峰ロープウェイ入口へ
7:30ロープウェイ乗車(10分)
7:40北峰到着・縦走開始
蒼龍嶺→金鎖関→中峰→東峰→南峰→西峰
13:00西峰ロープウェイ下山
夕方高速鉄道で重慶へ移動

まとめ

  • 7時にバスセンター到着が理想——混雑前に動き始められる
  • 北峰ロープウェイで登り・西峰ロープウェイで下り——全峰縦走の黄金ルート
  • 蒼龍嶺は外見も登山体験も崋山最大のおすすめポイント
  • 雲梯(東峰手前の垂直鎖場)——鎖なしでは登れない面白さ
  • 食事・水は山上で調達可能——重い荷物は不要
  • GW期間は混雑必至——それでも景色は十分楽しめる

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