仁川(インチョン)乗り継ぎで北京に着いたのはお昼の12時ごろ。
チェックインまで時間があるし、
どうせなら荷物を預けてそのまま観光しよう!
——そう決めて、到着当日に故宮・景山・頤和園の3か所をまわりました。
結論から言うと、昼着きでも3スポットは十分まわれます。
ただし動線と時間配分がポイントです。
荷物は駅近くで預けられる|身軽に観光するための第一歩


大きい荷物が観光の邪魔
実は、駅周辺のお店や施設で荷物を預けられるサービスが広く使われています。
料金は1個あたり20元(約400円)ほどで、観光地近くにも預け場所が点在しています。
預ける手順はシンプル
- 預け場所でスタッフに声をかける
- 荷物にタグを付けてもらう
- タグの写真を撮り、アップロードして完了
- 受け取りは営業時間内いつでもOK
ホテルへ荷物配送するサービスもありますが、料金も少し高めだったので今回はパス。
とにかく20元(約400円)で身軽になれるのは大正解でした。
故宮の広い敷地を大荷物で歩いていたらと思うとゾッとします。
地下鉄・バスの移動はAlipayひとつで完結
北京市内の移動で便利だったのがAlipay(支付宝)での交通系決済です。 現金やSuicaのようなICカードを用意しなくても、スマホ一つで地下鉄もバスも乗れます。
設定の流れ
- Alipayアプリを開く
- 「Transfer(转账)」をタップ
- いくつかの同意画面を進む
- 「Metro / Bus」を選択するとQRコードが表示される
- 乗降時にQRコードをかざすだけ
——自動で決済完了
改札にかざす→乗る→降りる時にもかざす、これだけです。 交通系のアプリを別途入れる必要がなく、Alipay一本で完結するのがかなり楽でした。
なお、AlipayはWeChat Payと並んで中国ではほぼどこでも使えます。日本のクレカや現金が使えない場面も多いので、渡航前に必ずセットアップしておきましょう。
[写真:地下鉄の改札でQRをかざしているシーン]
故宮(紫禁城)|教科書で見た場所は、想像の3倍大きかった
チケットは事前確保が必須です。ピークシーズンは当日入手が難しい。

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入場前に知っておきたいこと
私はTrip.comで入場チケット付きツアーを事前に購入しました。 Trip.comなら日本語で手配でき、パスポート番号を紐づけるだけで入場できます。
当日は機械にパスポートをかざすだけでゲートが開くので、QRコードを探したり印刷したりする手間も一切なし。パスポートの携帯さえ忘れなければスムーズです。
Trip.comで故宮チケットを確認する
実際に訪れてみて
北京には「教科書でよく見た場所」がいくつかありますが、故宮はその筆頭です。 ニュースや歴史の授業で何度も目にしてきたはずなのに、いざ目の前に立つと建物のスケールに完全に圧倒されました。
門をくぐるたびに、また次の巨大な門が現れる。そしてまたその先に……という構造が延々と続きます。 敷地面積は72万平方メートル。東京ドーム約15個分と言われていますが、歩いてみると「なるほどこれは広い」と体感できます。
まわり方のポイント

私が特によかったと感じたのは、太和殿(最大の建物)の広場から見る左右対称の景色と、敷地の端に広がる静かなエリアです。メインの動線は混むので、少し脇道に入ると別世界のように人が減ります。
基本情報|チケットと営業時間
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 入場料 | 60元(約1,200円)※時期により変動 |
| 開園時間 | 4月1日〜10月31日 8:30 – 17:00 (最終入場16:00) 11月1日〜3月31日 8:30 – 16:30 (最終入場15:30) |
| 所要時間 | 2〜3時間 |
| 最寄り駅 | 天安門東駅 (地下鉄1号線) |
| 注意 | パスポート必携・チケット事前予約推奨 |
景山公園|故宮を上から見下ろす「隠れベストスポット」

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故宮の北門を出たらそのまま徒歩5分ほどで景山公園に入れます。 入場料も安く(10元〜)、地元の方も多く訪れる落ち着いた公園です。
ここの最大の目的は丘の上からの眺望です。
階段を10分ほど登ると頂上に展望台があり、そこから故宮の全体像を一望できます。 赤と黄色の屋根が整然と並ぶ光景は、地上から見るのとはまったく別物。 「さっき歩いていたのはこの広さの中だったのか」と改めて実感できます。
丘の途中には色鮮やかな花壇もあり、4月末は花が見頃でした。 故宮の喧騒とは打って変わって静かで、ゆっくり歩けるのも◎。
観光客の数は故宮と比べると少ないのに、眺めは故宮以上かもしれません。 故宮に来たなら景山公園はセットで立ち寄るべき場所です。
基本情報|チケットと営業時間
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 入場料 | 10元(約200円) |
| 開園時間 | 4月1日〜10月31日 6:00 – 21:00 (最終入場20:30) 11月1日〜3月31日 6:30 – 20:00 (最終入場19:30) |
| 所要時間 | 45分〜1時間 |
| アクセス | 故宮北門から徒歩5分 |
頤和園|19時の夕暮れライトアップが想像を超えていた

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景山公園から地下鉄で移動し、夕方に頤和園へ。 清朝の離宮として造られた広大な庭園で、昆明湖という大きな湖が敷地の大半を占めています。
入り方と回り方
北側の入口(北宮門)から入るのがおすすめです。 南側から入ると湖沿いを延々と歩くことになり、時間と体力を大きく消耗します。 北から入れば仏香閣(ぶっこうかく)のある丘にすぐアクセスでき、そこから南に向かって湖を眺めながら歩けます。
回り方の流れ:
- 北宮門から入場
- 仏香閣エリアへ(丘の上から湖を俯瞰)
- 長廊(全長728mの回廊)を西へ歩く
- 石舫(大理石の船)を見学
- 湖畔から仏香閣を振り返って撮影——ここが最高のフォトスポット

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19時のライトアップが本当に綺麗だった
閉園時刻が19時ごろのため、この時間帯は人がぐっと少なくなります。 日が傾き始める18時〜19時ごろ、空がオレンジに染まる中でライトアップが始まります。
オレンジの夕焼け空にライトアップされた仏香閣の組み合わせが圧巻でした。 ピークシーズンでも閉園間際は空いているので、混雑が苦手な人こそ夕方に訪れることをおすすめします。
基本情報|チケットと営業時間
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 入場料 | 30元(約600円) |
| 開園時間 | 4月1日〜10月31日 6:00 – 20:00 (最終入場19:00) 11月1日〜3月31日 6:30 – 19:00 (最終入場18:00) |
| 所要時間 | 2〜3時間 |
| 最寄り駅 | 北宮門駅 (地下鉄4号線) |
| おすすめ時間 | 夕方17時以降 |
宿泊エリアはどこにすべきか
ホテルは北京をぐるりと周回する環状線(地下鉄2号線)の阜成門駅近くに取りました。 駅のすぐそばに白塔(妙応寺白塔)が見えるエリアで、周囲にはレストランや商店が多く夜も賑やか。
この環状線が非常に便利で、万里の長城(金山嶺長城)行きバスが出る東直門交通ハブへもこの路線で直接アクセスできます。北京観光の拠点として、環状線沿いのホテルはかなりおすすめです。
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Day 1 費用まとめ
| 項目 | 金額(元) | 金額(円換算) |
|---|---|---|
| 荷物預け | 20元 | 約400円 |
| 故宮入場料 | 90元 | 約1,800円 |
| 景山公園入場料 | 10元 | 約200円 |
| 頤和園入場料 | 30元 | 約600円 |
| 地下鉄・バス移動 | 約15元 | 約300円 |
| 夕食(コンビニ) | 約20元 | 約400円 |
| 合計 | 約185元 | 約3,700円 |
まとめ|北京Day1のポイント
- 荷物は到着後すぐ預ける
20元で身軽に観光できる - 地下鉄・バスはAlipay一本
事前に設定しておくと移動がスムーズ - 故宮のチケットは事前にTrip.comで確保
ピークシーズンの当日券は危険 - 景山公園はセットで必ず行く
故宮全体を俯瞰できる隠れスポット - 頤和園は夕方17時以降に行く
ライトアップ+人が少なくなる一石二鳥

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