重慶観光は2日あれば十分?夜景・早朝散策まで満喫する時間帯別ガイド

中国
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山に囲まれた霧の都・重慶(Chongqing)。 立体的な地形に高層ビルが密集し、モノレールが建物を貫通し、古い寺院が超高層ビルの谷間に息づく——東京とも上海とも違う、独特のカオスな魅力がある街です。

今回は武隆への日帰り観光を挟みながら2日間で重慶を巡りました。早朝なら磁器口、朝なら羅漢寺、夜なら洪崖洞——同じ重慶でも時間帯によって全く違う顔を見せてくれます。

SNSでも話題の重慶の夜景。正直1夜で洪崖洞を満喫できます。とはいえ他にもおすすめスポットが沢山あるので合わせて「時間帯毎のおすすめ」を紹介していきます


アクセス|重慶東駅から市内へ

華山から高速鉄道で重慶東駅に到着したのは夜9時ごろ。 そのままホテルへ向かい就寝しました。

宿泊は較場口(Jiaochangkou)エリア。重慶の中心部に位置し、洪崖洞・朝天門・羅漢寺のいずれにも徒歩または地下鉄でアクセスできる好立地です。

項目内容
到着駅重慶東駅
宿泊エリア較場口(Jiaochangkou)
移動地下鉄・徒歩でほぼ完結

DiDiのアプリ配車の乗り場に注意

中国のアプリ配車の乗り場は、一般タクシーと分けられていることが多いです。

「Ride-Hailing Car」で案内されている青いアイコンが目印。重慶東駅の場合は電子案内板があります。

DiDiの呼び出たタクシーの到着を掲示板でも確認できるのが便利です。


磁器口古鎮(Ciqikou)|早朝の人のいない石畳の街並み

朝8時から9時半ごろ、磁器口古鎮を訪れました。 嘉陵江沿いに広がる明清時代の港町で、観光地として有名ですが早朝は人が少なく、お店はすでに営業していました。

「磁器口」の門と宝輪寺

磁器口・「磁器口」と書かれた大きな門

入口の「磁器口」と書かれた大きな門は撮影スポットとして有名で、背景と一緒に綺麗な写真が撮れます。

川沿いの景色と大きな門

川沿いから見た景色・鳥居のような門

街の奥に進むと嘉陵江を少し眺められる場所があり、川に面した場所には鳥居みたいな大きな門が立っていました。写真を撮るのにちょうどいいスポットです。

入り組んだ路地を歩く

磁器口は風情ある建物が並ぶ街並みで、道が入り組んでいます。メインストリートだけでなく、なんとなく惹かれた道を選んで迷い込んでみるのも面白いです。 観光客の少ない早朝なら、地元の人々の生活風景や職人の作業風景にも出会えます。

お店が多く並ぶ通りでは試食を楽しみながら歩きました。麻花(マーファー)というかりんとうのようなお菓子が名物として知られています。

基本情報内容
正式名称磁器口古鎮
住所重慶市沙坪坝区磁南街1号
アクセス地下鉄1号線「磁器口駅」徒歩約5〜10分
入場料無料
おすすめ時間早朝(8〜9時台)——人が少なく快適
所要時間1〜2時間(じっくりなら半日)

解放碑(人民解放記念碑)|較場口エリアのランドマーク

解放碑・周囲のビル群と歩行者天国

磁器口の早朝散策を終えたら、市内中心部の較場口エリアに戻ってみましょう。歩いていると見かけるのが解放碑(正式名称:人民解放記念碑)です。高さ27.5mの八面柱構造の記念塔で、抗日戦争勝利を記念して1947年に建立されました。

碑自体は周囲の高層ビルに囲まれてそれほど目立つ存在ではありませんが、解放碑歩行街という重慶最大の繁華街の中心にあり、待ち合わせ場所としても使われる重慶のランドマークです。周辺にはブランドショップ・百貨店・グルメストリートが広がり、昼も夜も賑わっています。

歴史的背景に興味がなくても、較場口・小什字エリアに宿泊するなら自然と目にする場所です。重慶観光の拠点として位置を把握しておくと便利です。

基本情報内容
正式名称人民解放記念碑(解放碑)
高さ27.5m
アクセス地下鉄1号線・2号線「較場口駅」徒歩約5分
入場料無料(外観のみ)

羅漢寺(Luohan Temple)|高層ビル街の谷間に息づく古刹

羅漢寺・周囲の高層ビルとのコントラスト

解放碑から徒歩圏内にある羅漢寺は、朝の時間帯に訪れるのがおすすめです。

創建は北宋時代(10〜11世紀)とされる古刹で、重慶市内中心部に位置します。 周囲が完全に高層ビルに囲まれた環境に、伝統的な中国寺院が突然現れる——そのギャップが最大の見どころです。

建物が左右・中央にひしめき合うように配置されており、それぞれの廊下や踊り場から異なる景色が楽しめます。朝の静かな時間に参拝者や地元の人が訪れていて、観光地というより生きた信仰の場という雰囲気でした。

基本情報内容
アクセス地下鉄1号線「較場口駅」徒歩約5分
入場料無料
おすすめ時間朝(静かに参拝できる)

李子壩(Liziwa)|モノレールが建物を飲み込む唯一無二の光景

李子壩・建物の中を貫通するモノレール

重慶を象徴するスポットの一つが李子壩駅です。 地下鉄2号線のモノレールが、そのままビルの3〜4階を貫通して走っています。

観光客の多くが対岸の歩道橋からスマホを構え、モノレールが建物に入っていく瞬間——まるで建物が電車を飲み込んでいくような光景を動画に収めています。通過のタイミングを待ちながら何テイクも撮影する人が多く、見ているだけでも楽しいスポットです。

駅出てすぐ川沿いから眺めるのがベストポジションです。

基本情報内容
アクセス地下鉄2号線「李子壩駅」
入場料無料
おすすめ夕方〜夜(ライトアップ時)

洪崖洞(Hongyadong)|重慶の夜景を代表する吊脚楼

洪崖洞の夜景・川沿いに連なる吊脚楼のライトアップ

李子壩で電車が建物を飲み込む光景を楽しんだら、夜は洪崖洞へ。当日はかなりの混雑でした。

洪崖洞は崖に張り出すように建てられた伝統建築「吊脚楼(チャオジャオロウ)」が11層にわたって積み重なった複合施設です。夜19時からのライトアップで金色に輝く建物が嘉陵江の水面に映える光景は、映画「千と千尋の神隠し」の世界観に似ていると言われています。

全体を眺めるには橋へ

建物と川の間の道からは真横からしか見えません。全体像を見るには対岸の橋に上る必要があります。

橋への行き方は地下通路が便利です。地下道に景区へのエレベーターがあるのでそれを利用しましょう。橋の上からライトアップされた洪崖洞全体を一望できます。

建物内の楽しみ方

建物内には飲食店が多数入っており、食べ歩きをしながら各フロアを回れます。

階層内容
11階入口・川の風景と銅像彫刻
9〜10階異国情緒通り(各国の手工芸品)
7〜8階洪崖洞大ホテル
6階プロジェクション体験エリア
5階1980年代テーマのバー街
4階盛宴美食街(最も飲食店が充実)
1〜3階巴渝風情街(伝統建築・バー街)

エレベーターで11階(入口)まで上がると、そのまま上の道路に繋がっています。上った後はそのまま下りずに帰路につけるので動線がスムーズです。

ただしエレベーターは混雑していて待ち時間が発生します。時間に余裕を持って訪れましょう。各階に無料トイレがあります(11・4・3・2・1階)。

建物周辺の注意点

建物と川の間の道は人・撮影サービスのキャッチで溢れています。大通りは地下通路または歩道橋で渡れるようになっています。

基本情報内容
住所重慶市渝中区嘉陵江濱江路88号
アクセス地下鉄6号線「小什字駅」徒歩約5分
営業時間9:00〜23:00
夜間ライトアップ19:00〜23:00
入場料無料
おすすめ時間19時以降(ライトアップ開始後)
所要時間2〜3時間

朝天門(Chaotianmen)|長江と嘉陵江の合流点

朝天門・来福士広場と二つの川の合流点

昼間の時間帯には朝天門もぜひ訪れたいスポットです。

長江と嘉陵江という二つの大河が合流するこの場所に、シンガポールのマリーナベイサンズを彷彿とさせる来福士広場(Raffles City Chongqing)がそびえています。

マリーナベイサンズそのものでした。 船型の空中デッキが二棟のタワーを繋ぐ構造で、スケールの大きさに圧倒されます。今回は時間がなく外から眺めるだけでしたが、内部の展望台(Sky Deck)からは長江・嘉陵江の合流点を一望できます。

基本情報内容
アクセス地下鉄6号線「朝天門駅」直結
入場料外観は無料
Sky Deck展望台別途料金(要確認)

重慶グルメ|火鍋以外も面白い

糯米焼売(ぬおみしゅうまい)

糯米焼売・屋台で売られている様子

屋台で見つけた糯米焼売(ぬおみしゅうまい)が美味しかったです。もち米を蒸した焼売で、もちもちした食感とほんのり甘い風味が特徴。ボリュームもあり、食べ歩きにぴったりです。

米入りヨーグルトドリンク

重慶米入りヨーグルトドリンク

タピオカの代わりにお米が入ったヨーグルト系のドリンクを発見。若い女性に人気のようで、街のあちこちで見かけました。ヨーグルトのさわやかさの中にお米のプチプチした食感が新鮮で、一度試してみる価値があります。

重慶火鍋について

重慶といえば火鍋が有名ですが、本場の重慶火鍋は日本人には驚くほど辛い場合があります。辛いものが苦手な方も、辛くないスープ(清湯)を選べる店もあるので、気になる方は試してみてください。


まとめ|重慶のポイント

  • 磁器口——早朝8〜9時台が人少なく快適・入り組んだ路地を迷うのも楽しい
  • 解放碑——較場口エリアのランドマーク・繁華街の中心
  • 羅漢寺——朝の静かな時間に・高層ビル街との対比が面白い・無料
  • 李子壩——建物が電車を飲み込む唯一無二の光景・動画撮影必須・無料
  • 洪崖洞——19時のライトアップ後がおすすめ・橋から全体を眺める・地下道エレベーター活用
  • 朝天門——マリーナベイサンズ級のスケール・長江と嘉陵江の合流点
  • 糯米焼売・米入りヨーグルト——重慶らしい食べ歩きグルメをぜひ

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